妊娠中のお口の変化
せんげん台駅西口から徒歩3分にある、せんげん台くすのき通り歯科でございます。
今日は妊娠中のお口の中の変化についてお話しします。
妊娠中はホルモンバランスの影響で、体の中だけでなくお口の中にもさまざまな変化が起こります。
■ 妊娠中は歯ぐきが腫れやすくなる?
妊娠すると、エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンの分泌がぐっと増えます。
実はこのホルモン、歯周病菌が好むもの。そのため、お口の中の細菌バランスが変わり、歯ぐきが腫れやすくなったり、出血しやすくなったりします。
■ 虫歯にもなりやすい状態に
つわりで歯ブラシを口に入れるのが辛くなったり、食事や間食の回数が増えたりすると、虫歯リスクもアップ!
また、唾液の分泌が減ったり、唾液のpHが酸性に傾いたりすることも、虫歯ができやすくなる原因の一つです。
ですが体調的にも辛い場合は無理に歯ブラシをせず、お口をゆすぐだけでも違います。
体調が第一なのでその日の調子を見ながら歯磨きできそうなタイミングでやってあげてください🪥
■ 歯周病が妊娠に影響するって知ってましたか?
歯周病が進行すると、炎症によって「サイトカイン」という物質がたくさん出ます。
これが血液を通じて全身に回ると、子宮を収縮させてしまう可能性があるといわれており「早産や低体重児出産のリスク」と関係があるという報告もあります。
■ 赤ちゃんの歯はおなかの中で作られ始めます!
赤ちゃんの歯の元(歯胚)ができるのは妊娠7~10週ごろ。
その後、カルシウムやリンがついて、少しずつ固くなっていきます。
なんと一部の永久歯も妊娠中から作られ始めています!
■ 歯の発育に必要な栄養って?
・歯を丈夫にする カルシウム・リン
・歯の土台を作る たんぱく質・ビタミンA・C
・カルシウムの働きを助ける ビタミンD・E
バランスのとれた食事を心がけることで、赤ちゃんの歯の健康にもつながります。
■ 赤ちゃんのお口にもミュータンス菌が?
生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、虫歯菌(ミュータンス菌)はいません。
でも、まわりの大人の唾液を通じて少しずつうつっていきます。
歯が生えてくると菌が住み着きやすくなるので、仕上げみがきやガーゼでお口を清潔に保つことが大切です。
妊娠中は体も心も大きく変化する時期ですが、実はお口の中も大きく変わる時期です。
お母さん自身のお口の健康を守ることが、赤ちゃんの健康を守ることにもつながります。
妊娠中も無理のない範囲で、お口のケアを意識してみてください☺︎🦷
つわりが落ち着き、体調の良いときはクリーニングも来てみてください✨
春日部市からも近い、越谷市「大袋駅」と「武里駅」の間「東武スカイツリーライン線せんげん台駅」西口、くすのき通り沿い徒歩3分にある平日18時半まで、土曜診療の『インプラント』から『小児歯科』『訪問診療』『矯正歯科』まで行い、患者さんが通いやすい医院を目指しています。
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