セファロレントゲンについて (矯正)
こんにちは😃
せんげん台駅西口から徒歩3分にある、せんげん台くすのき通り歯科、矯正担当の中村です。
今回のテーマは上にあるレントゲン写真のセファロレントゲンについてです。
セファロレントゲンはセファログラム(頭部X線規格写真)といい、顔面、頭部のレントゲン写真を撮影し分析・診断を下すことを目的とし撮影します。また、これにより経時的に撮影して骨格の成長の変化や歯の移動を観察することができます。
顔は、頭蓋骨に肉付けされており頭頸部を分析することにより、その方の顔立ちがわかります。
特に口元は、顎の位置や歯の位置により見た目や機能も大きく異なります。このレントゲン写真をトレースして、色々な部分の角度を計測していきます。それにより、「上下顎の大きさとそのズレ」「顎の形」「歯の傾斜角」「口元のバランス」などについても判ることができます。
そして、その角度やバランスが標準の方と、どれだけ異なっているかを計測して、どこの角度をどう変えれば、調和のとれた噛み合わせになるか、綺麗な歯並びになるかを分析していきます。
またセファログラムを撮影することにより、一定の規格のままレントゲンを撮影するので、矯正治療前の診断時、矯正治療中の状態確認、矯正治療終了後の状態確認などをするデータを残すことができそれにより治療がどこまで進んでいるか、進み具合を確認できたりすることも可能になります。
矯正治療は少しずつ歯を動かし、歯並びを改善していく治療法になるため、治療期間がどうしてもかかってしまう治療になります。そのため、術前のしっかりした診断や治療途中の再評価、術後の術前との変化を記録するためにも必要になります。
お口の中の写真を撮影すればなんとなく歯並びが綺麗になっているということは分かっても、セファログラムがないと歯並びの角度が何度動いて綺麗になったや顎の位置がどれくらい変わったかなどの評価ができないのです。そのため治療の成績にも大きく影響がでることもあります。
下の図はセファログラムをで分析したものです。これを参考に治療計画を立てていきます。
春日部市からも近い、越谷市「大袋駅」と「武里駅」の間「東武スカイツリーライン線せんげん台駅」西口、くすのき通り沿い徒歩3分にある平日19時まで、土日診療の『インプラント』から『小児歯科』『訪問診療』『矯正歯科』まで行い、患者さんが通いやすい医院を目指しています。
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