歯を削らない ドックベストセメント
歯を削らない ドックベストセメント
こんにちは 。
越谷市せんげん台駅西口から徒歩3分にある、せんげん台くすのき通り歯科の菅崎です。
今回はドックベストセメントについてお話させていただきます。
ドックベストセメントはアメリカで開発された、今までのむし歯菌を削って治すという発想とは全く違う、"むし歯菌を削らないでミネラルで殺菌する"という、新しい治療法です。
ドックベストセメントは、アメリカ最大の歯科関連団体であるADA(アメリカ歯科医師会)において安全な薬剤として許可を受け、アメリカでは一般的に用いられている製品です。
以前の治療であればむし歯になってしまった歯は削って全部取らないと、そこから二次感染を起こし、またむし歯になってしまうため、むし歯の範囲を全て削りとっていました。
そのため、神経に痛みを起こし神経を取ってしまう処置(抜髄処置)をしなくてはならないことも多々ありました。神経を抜いてしまうと歯がもろくなってしまい、歯の寿命が縮んでしまうということもあるため、このドックベストセメントは歯をほとんど削らないため神経を抜かなくて済むことが可能になりました。
ドックベストセメントの働き
ドックベストセメントは成分に銅、亜鉛、リン、鉄、アルミ、酸化チタンなどが含まれ、銅が殺菌作用の主をなし、他のミネラルは虫歯で感染した歯の再生に使われます。
銅は、昔から殺菌法のひとつとして幅広く用いられ、微量でも殺菌力が強いことが知られています。触媒によりイオン化した銅は細菌の細胞壁に吸着浸透し、細菌の生命活動を阻害し死滅させる働きがあります。
当院では、ドックベストセメント治療認定医が在籍していますので、歯を出来るだけ削らず、治療をしていきたい患者さんはぜひご相談ください。